さだまさし 13年ぶりにNHK紅白歌合戦出演決定「誰かの元気と勇気のために精一杯歌います」

[ 2020年12月14日 12:17 ]

さだまさし
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 NHKは14日、大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」に、2007年以来、13年ぶりに歌手のさだまさし(68)が出演すると発表した。

 これまで4450回以上にも及ぶコンサートを開催してきたさだも、新型コロナウイルス感染拡大を受け、今年2月からおよそ半年の間、コンサート活動の休止。3月にはNHK総合で「泉谷・さだの“ふんばれ!ニッポン“」8月には「ライブ・エール」。5年前に自身が設立した公益財団法人「風に立つライオン基金」を通じて医療従事者の派遣や支援を行うなど、このコロナ禍において物心両面から日本を元気づけるさまざまな活動を行ってきた。

 さだは「奇跡2021」を紅白のためのスペシャルバージョンで歌唱。1991年発表のアルバム「家族の肖像」に収められた「奇跡~大きな愛のように~」をセルフカバーしたもので、時代を超え今にも通じるメッセージが込められたこの歌を紅白で披露する。

 出演に向け、さだは「未曾有のウィルスに世界中が疲弊しています。この時期に紅白歌合戦にお招きを頂いたことはとても光栄です。僕達の音楽に出来ることは、心が弱っている方達への心からのエールを送ることだと思います。誰かの元気と勇気のために精一杯歌います」とコメントを寄せた。

 71回目となる今年の紅白のテーマは「今こそ、歌おう みんなでエール」。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、今こそアーティストたちの思いのこもった歌でみんなにエールを送りたいと、テーマに掲げた。史上初の無観客での開催で、放送時間も15分短縮するなど、コロナ禍での開催方法を模索した。

 総合司会を「ウッチャンナンチャン」の内村光良(55)と同局の桑子真帆アナウンサー(33)、白組司会は俳優の大泉洋(47)、紅組司会を女優の二階堂ふみ(26)が務める。内村は4年連続で、大泉と二階堂は初の大役となる。

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2020年12月14日のニュース