コロナ分科会経済専門家「トータルで見れば今、感染者を抑えきった方が国民にとってメリット」

[ 2020年12月14日 14:57 ]

TBS社屋
Photo By スポニチ

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会のメンバーで、経済が専門の東京財団政策研究所・小林慶一郎研究主幹が14日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。新型コロナウイルス感染拡大の対策について言及した。

 小林氏は「今叩いて一生懸命に感染者を下のレベルまで抑えて、それから経済を再開する方がトータルで見れば経済にとってもコストが安いということ」と言い、「確かに今、経済にブレーキをかけるのは非常に痛みを伴うのでなかなか踏み切れないというのがあると思いますが、国民の生活全体を考えれば、トータルで見れば今、感染者を抑えきった方が国民にとってメリットがあるんだということを判断して頂けるといいのかなと思う」と自身の考えを述べた。

 国内では13日に新たに2388人の新型コロナウイルス感染者が確認され、厚生労働省が発表した重症者は5人増えて、過去最多の583人となった。感染者は、東京480人、大阪308人、神奈川231人など。死者は北海道で7人、大阪で5人などの計20人だった。

続きを表示

2020年12月14日のニュース