藤井聡太2冠が驚いた、永瀬王座の“想定外な質問”とは…「肉豆腐の場合、キノコは隅っこに」

[ 2020年11月23日 15:25 ]

藤井聡太2冠
Photo By スポニチ

 将棋の藤井聡太2冠(18)が23日、YouTubeなどで配信された「第46回将棋の日」のイベントで来年、第18回が開催予定の「詰将棋解答選手権」へ向けての準備を開始したと明かした。藤井は小学6年生の第12回で初優勝して以来、前人未踏の5連覇を達成。今年は新型コロナウイルス感染症の流行で中止になり、来年開催されれば6連覇が懸かる。

 「また詰め将棋を解くようにしている。あまり解いてない時期があって、解けなくなっている気がした。来年、解答選手権があるかと思うのでいい成績を取れるよう頑張りたい」と語った。今夏から棋聖、王位とタイトル挑戦が相次いだため研究の比重を序盤、中盤に置いてきた事情があるとみられる。

 イベントは藤井と渡辺明王将(36)=名人、棋王含め3冠=、豊島将之竜王(30)=叡王との2冠=、永瀬拓矢王座(28)の全タイトルホルダーへのインタビュー形式で進行。ファンから募った将棋めしや最近読んだ本、リフレッシュ法などについての質問に応じた。そのラスト、番外編として、ファンではなく永瀬から研究会仲間の藤井へ「最近の趣味は?」との質問が投げ掛けられた。

 加えて永瀬からは、キノコ嫌いの藤井が東京・将棋会館での対局時、昼食で注文する「肉豆腐(キムチ)弁当はキノコが2割くらいあるがなぜ?」との追加質問も飛んだ。

 「想定外な質問で驚いた。自分の認識では1割。肉豆腐の場合、キノコが隅っこに固まっている。その1割を取り除けば」とのやりとりで盛り上げた。永瀬からは「豚キムチ弁当ならキノコが入ってない」との指摘も受け、「その比較は気づかなかった。参考にしたい」と盲点の一着に苦笑いした。

続きを表示

2020年11月23日のニュース