“オレ様ライダー”誕生!?中3・前川佑さん、ジュノンボーイグランプリに輝く

[ 2020年11月23日 05:30 ]

グランプリを受賞した前川佑さん(撮影・島崎 忠彦)
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 平成「仮面ライダーシリーズ」の“登竜門”として多くの俳優を輩出している「第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の最終選考会が22日、都内で行われ、北海道函館市出身の中学3年生・前川佑(たすく)さん(14)が応募総数1万7158人の頂点に立ちグランプリに輝いた。

 名前が読み上げられた瞬間、壇上で両手を胸に当て安どの表情。「自信はあったんですけど、まだ実感はない」と語り「(他の出場者の)皆さんがイケメンで、良い仲間に出会えた」と健闘を称え合った。

 2008年の第21回大会では人気俳優の菅田将暉(27)がファイナリストに選出され「仮面ライダーW」で大ブレーク。前川さんは当時「…W」や「仮面ライダーオーズ/OOO」を見ており、未来のライダー候補となったことに「菅田将暉さんのようなヒーローに憧れます」と目を輝かせた。同コンテストからは佐野岳(28)、犬飼貴丈(26)、西銘駿(22)、飯島寛騎(24)らグランプリ受賞者が相次いでライダー主演を射止めている。

 審査でも自信がみなぎっていた。1次で前川さんは、ギターの弾き語りで「DISH//」のヒット曲「猫」を堂々と熱唱。2次では告白パフォーマンスを行い、相手役を務めた「ゆきぽよ」こと木村有希(24)は「(15人のファイナリストの中で)一番キュンとした」と祝福。審査員として出席した溝端淳平(31)も「中学生とは思えない度胸」と太鼓判を押した。

 昨夏にミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」を見たことがきっかけで俳優の夢を持ち始めた。それを現実にするため母の勧めもあって応募。理想の俳優については「歌って、踊って、演技のできる俳優になりたい。ザック・エフロンに憧れます」と語った。

 大会を振り返り「俺ならできるな、という自信はあった」と回想。物おじしない“オレ様ライダー”が誕生するか、注目が集まる。

 ◆前川 佑(まえかわ・たすく)2005年(平17)12月28日生まれ、北海道出身の14歳。小学校の時から剣道とサッカーを始め、剣道では小学生の大会で北海道2位になったという腕前。趣味はギター。兄と姉と弟がいる4人きょうだいの次男。1メートル79。血液型A。


 《有名俳優を多数輩出》「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」は、1988年にスタートし今年で33回目を迎えるボーイズオーディション。「主婦と生活社」主催で、12~22歳の芸能事務所などに所属していない男子が対象。06年の第19回でグランプリを獲得した溝端のほか、過去には武田真治(第2回)、伊藤英明(第6回)、小池徹平(第14回)ら後に活躍する人気イケメン俳優らを輩出した。

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