二木芳人教授 GoTo運用見直しに「かなり強い抑制策を打たないと効果がないと思う」

[ 2020年11月23日 10:35 ]

フジテレビ社屋
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 昭和大の二木芳人客員教授(感染症学)が23日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。政府が観光支援事業「Go To トラベル」の運用見直しの詳細を数日中に示す方向で調整に入ったことについて言及した。

 菅義偉首相は21日に肝いり政策「Go To トラベル」の見直しを表明。記者団から「タイミングは遅くなかったのか」「一時停止はいつから始まるのか」などと問われると、背を向けて答えることはなくその場を後にした。西村康稔経済再生担当相は22日に「誰よりも現場の状況を一番良く分かっている知事に、まずはしっかりと判断してもらいたい」と対象地域の選定については、都道府県知事の判断に委ねる考えを強調している。

 二木氏は「かなり強い抑制策を打たないと効果がないと思う。どこを対象外にするというのも、あまり限定的にしてしまうとほとんど効果がない。目的地とするアクションだけやめるのか。例えば東京から感染が拡大していない所に行くのはやめないということなのか。そのへんを考えてみるとあまり効果がないのでは」と自身の見解を話した。

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