分科会経済専門家・小林慶一郎氏 GoToと感染増の関連「何らかの関係はあると思う。あるんだけれど」

[ 2020年11月23日 10:25 ]

フジテレビ社屋
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 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会のメンバーで、経済が専門の東京財団政策研究所・小林慶一郎研究主幹が23日、MCを務めるフジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルスの感染急拡大と、政府の需要喚起策「Go To キャンペーン」の関連についてコメントした。

 小林氏は「何らかの関係はあるんだと思う。あるんだけれど証拠がない。証拠がないというのは、証拠が存在しないのではなくて、うまく見つけられていない、データがうまくとれていないということだと思う。これからの研究によって何らかの関連というのは出て来るだろうと思う」と自身の見解を述べた。

 そして「一般論としては接触、会食をすることによって感染が起きることは間違いないので、それを止めるためには乱暴なやり方ですが、そもそも人の移動を少し制限することによって接触や会食をする機会を減らしてもらうのが有効な手段であることは間違いない。そういう意味で本当はやりたくなかったことではあるが、Go Toについて少し見直してほしいということを提言せざると得なかった」と話した。

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