吉村知事 都構想敗北も「僕自身はやりきったと思ってます」

[ 2020年11月2日 10:46 ]

 大阪府・吉村洋文知事(45)は大阪市を廃止して4つの特別区に分割、再編する「大阪都構想」の住民投票が否決されて一夜明けた2日、フジテレビ系「とくダネ!」((月~金曜前8・00)にリモートで生出演した。

 「ほとんど寝てないんです」と冒頭で明かした吉村知事。司会の小倉智昭(73)が、会見で涙を浮かべていたことについて問われると「僕自身はやりきったと思ってます」と語った。

 1万7000票の差がついたことには「結果として反対、否決。知事として市民の皆さんの判断を尊重する」。敗因を「市がなくなることに対して、それを超える制度の説明をできなかった。力不足」と前夜の会見の言葉を繰り返した。

 さらに自身に都構想再挑戦の意志がないことを改めて表明し「大阪が、東西二極の一極を目指すことが大阪の役割。東京一極集中じゃない仕組みを僕らがつくらなければ」と今後の課題を挙げた。

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2020年11月2日のニュース