金子恵美氏 3度目の「大阪都構想」について「もう難しいと思います」

[ 2020年11月2日 17:08 ]

金子恵美
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 元衆院議員の金子恵美氏(42)が2日、文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金曜後3・30)にリモート出演し、大阪市を廃止して4つの特別区に分割、再編する「大阪都構想」の住民投票が否決されたことについて、持論を述べた。

 反対多数により、再び否決となったことに対して、金子氏は「賛成、反対が拮抗しているという最後の最後まで分からないなとは思いましたけれども。結果的にですね、大阪市民の皆さんの下した判断であった」と納得。「ただ、もうこのあと大阪においては都構想は難しいなというふうに思いますね。今後は」と、私見を述べた。

 都構想を推進してきた、大阪維新の会代表の松井一郎大阪市長(56)も、吉村洋文大阪府知事(45)も、現段階で三度目の「大阪都構想」への挑戦は否定している。金子氏は「本来、今の市長と知事の関係性では、二重行政はもう解消されているので」と指摘しつつ、「ただこれを恒久化させていく、制度化させていくということが目的だったわけですけども、この2人の手ではもうそれは難しい」と言及。続けて、「この後、いつかまた将来的にそういった首長が現れたときに、(可能性は)ゼロではないということであろうと思いますね」と推察していた。

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2020年11月2日のニュース