橋下徹氏、吉村府知事の国政復帰期待も「僕を見て『何で苦しい思いをしながら』と思うのは普通」

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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　元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏（51）が2日、フジテレビ系「Live　News　イット！」（月～金曜後3・45）に生出演し、大阪府の吉村洋文知事（45）の国政復帰を期待した。

　大阪市の廃止、再編などを目指す「大阪都構想」が1日、住民投票で否決されたことを受けて、松井一郎市長（56）が任期満了での政界引退を表明。さらに、松井市長が大阪維新の会の次期代表に吉村知事を推す意向を示した。橋下氏も「個人的な感情としては、吉村さんには次代を担う政治リーダーになってもらいたいという思いがある。維新のトップ、国会議員になってもらいたい思いはある」と、国政への復帰を期待した。

　否決から一夜明けたこの日、吉村知事は「政治家であり続けたいと思って政治をやってるわけじゃない。国会議員に戻るつもりはありません」と、国政復帰をきっぱり否定した。橋下氏も「まあ、言っても本人は弁護士で、民間人の自由を知っている。今、僕が民間人として自由気ままにやってるじゃないですか？そういうのを見ると、『何で苦しい思いをしながらあかんねん』と吉村さんが思うのは普通」と、政治家と民間人の自由度の違いを強調。それでも、「吉村さんはしんどいと思ってるかも分からないけど、次代を担う政治リーダーになってもらいたいと思っている」と、重ねて期待を口にした。