松本幸四郎、42分間で20役!名シーン凝縮、お値段的にも「お得です!」

[ 2020年10月4日 05:30 ]

東京・国立劇場の「10月歌舞伎公演」の第1部「幸希芝居遊(さちねがうしばいごっこ)」の舞台稽古を行った松本幸四郎
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 歌舞伎俳優の松本幸四郎(47)が3日、東京・国立劇場で「10月歌舞伎公演」(4日~27日)の第1部「幸希芝居遊(さちねがうしばいごっこ)」の舞台稽古を行った。

 興行が停止された芝居小屋で芝居ごっこを行うという舞踊劇。「勧進帳」や「義経千本桜」など歌舞伎の名シーンを集めて演じる「吹寄(ふきよせ)」の手法を用いた新作歌舞伎。幸四郎は42分間で20役を演じる。「一つの演目でいろいろな芝居が見られます。演じる側としてもさまざまな役ができる。まさに夢のような話です」と演じた感想を語った。

 同劇場での歌舞伎公演は今年1月以来、9カ月ぶり。「歌舞伎座と国立劇場で公演を再開できたことはうれしい限りです。国立劇場は、2演目で一番高い席でも7000円。お得です!」とアピールした。

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2020年10月4日のニュース