伊藤かずえ&桑江咲菜13年ぶり母娘役 戦隊「ゲキレンジャー」役のまま「キラメイジャー」出演

[ 2020年10月4日 10:00 ]

現在放送中のスーパー戦隊シリーズ「魔進戦隊キラメイジャー」に13年前の「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の役のままゲスト出演する(上左から)桑江咲菜&伊藤かずえ。13年前「ゲキレンジャー」出演時の(下左から)伊藤かずえ&桑江咲菜
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 女優の伊藤かずえ(53)と桑江咲菜(28)が今月11日に放送されるテレビ朝日の特撮ドラマ「魔進戦隊キラメイジャー」(日曜前9・30)第27話にゲスト出演。2007~08年にレギュラー出演した同局「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の役のまま、約13年の時を経て登場する。伊藤は表向きはスポーツメーカー、実はゲキレンジャーたちをサポートするという秘密組織スクラッチ社の特別開室室長・真咲美希役、桑江はその娘・なつめ役。伊藤は「『ゲキレンジャー』を知らない世代の視聴者の皆さんに受け入れられるだろうか…と不安です」としながらも、13年ぶりに母娘役を演じる桑江とともに喜びと懐かしさを実感している。

 伊藤のスーパー戦隊シリーズへの登場は09年10月「侍戦隊シンケンジャー」ゲスト出演以来、約11年ぶり。

 今年3月にスタートした「キラメイジャー」はスーパー戦隊シリーズ44作目。宝石と乗り物がモチーフになっている。今回の「ゲキレンジャー」との夢のコラボレーションは、新條由芽(22)演じるキラメイグリーン/速見瀬奈が架け橋に。陸上選手の瀬奈は女子100メートル走の日本記録保持者で、スポンサードしている企業が「ゲキレンジャー」のスクラッチ社。真咲母娘と深い関わりがあった。

 第27話は、キラメイジャーの活動との両立の影響か、本業の陸上の記録が伸び悩んでいる瀬奈が、スクラッチ社が開発中のサポートギアのモニターとなり、実験しているところから始まる。「ゲキレンジャー」の放送終了から12年以上の年月が経過した今、なつめ(桑江)は母親・美希(伊藤)の背中を追いかけ、スクラッチ社の開発室で新商品の開発を担当。また、なつめと瀬奈は学生時代の先輩と後輩という間柄。瀬奈とスクラッチ社の関係は良好なようだ。

 「キラメイジャー」の衣装合わせの際、瀬奈の陸上ユニフォームやシューズにスクラッチ社のロゴを入れたらどうか?というスタッフの遊び心満載の提案を、両作品のプロデューサー・塚田英明氏が快く承諾。それがきっかけとなり、瀬奈は実業団所属の陸上選手で、スクラッチ社がスポンサーになっているという設定が誕生。そして今回、伊藤&桑江のスペシャルゲスト出演という激アツなコラボが実現した。

 伊藤は「ゲキレンジャー」のモチーフ、拳法と修行のマインドを忘れず、美希の使う“激獣レオパルド拳”の構えや名乗りを披露。桑江は演じるなつめがダンスを得意しているとあり、軽やかな身のこなし。「ゲキレンジャー」以降もアクションシーンのある作品に出演し、そのワザを磨いてきた桑江のキレキレなダンスも必見だ。

 伊藤は「『ゲキレンジャー』を知らない世代の視聴者の皆さんに受け入れられるだろうか…と不安です」と吐露しながらも「でも、現場には『ゲキレンジャー』の頃と同じ監督、スタッフも何人かいらっしゃって懐かしかったですね。撮影は3日間でしたが、とても楽しかったです」と喜び。「美しく成長した私の娘・なつめちゃんを見ていただきたいですね!」とアピールした。

 桑江も「今回、大好きなスーパー戦隊シリーズに、またなつめとして、かずえさんと一緒に出られることに喜びを感じました!とにかくうれしかったです」と歓喜。「撮影現場では『ゲキレンジャー』時代にお世話になっていたスタッフさんとも再会できて、皆さんに『いくつになったの?』と聞かれていました(笑)。『キラメイジャー』のみんなとも、空き時間にクイズをしたり写真を撮ったりして、楽しい撮影現場でした!」と振り返った。

 「近くで獣拳の教えを見てきたなつめがどのように成長して、何を受け継いだのかを13年ぶりに見ていただけたらうれしいです!そして、よく見ると、どこかに『ゲキレンジャー』が隠れているので、そちらも探してみてください!来週の放送をお楽しみに!」と呼び掛けている。

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