NEWS加藤シゲアキ　6作目は高校生の恋愛や葛藤描く「青春を取り戻そうとしているところもある」　

新しい著書「オルタネート」を刊行する加藤シゲアキ

　NEWSの加藤シゲアキ（33）が執筆した長編小説「オルタネート」（新潮社）が11月に刊行されることになり25日、スポニチ本紙などの取材に応じた。

　自身6作目となる小説で、月刊誌「小説新潮」の今年1～9月号に連載された。「オルタネート」という高校生限定の架空のマッチングアプリを巡る、高校生3人の恋愛や葛藤などを描く青春群像劇。

　加藤は「自分を重ねられるんじゃないかと思い恋愛作品は避けてきたが、高校生のころの記憶が薄れないうちに書こうと思った」と説明。ただ実体験は入っていないといい「僕の高校生活は充実していなかった。（小説で）青春を取り戻そうとしているところもある」と笑いながら明かした。

　自身の小説はこれまでに「ピンクとグレー」などが映像化されており、今作についても「待ってます！」とオファーを期待した。