是枝裕和監督、最新作は初の韓国映画「胸を借りる気持ちで撮影に臨みます」

[ 2020年8月26日 15:52 ]

是枝裕和監督
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 「そして父になる」「万引き家族」などで知られる是枝裕和監督(58)が初めて韓国映画の演出を手掛けることが分かった。26日、最新作「ブローカー(仮)」の製作が発表された。

 同作は、子供を育てられない人が匿名で赤ちゃんを置いていくことができるように用意された“ベビーボックス”を巡って出会った人々の物語。是枝監督は監督・脚本を務め、韓国俳優のソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ぺ・ドゥナが出演する。

 是枝監督は「コロナ自粛中に『愛の不時着』や『梨泰院クラス』にハマったからやることになったわけではもちろん無く(ハマったのは事実ですが)、企画のスタートは、今から5年ほど前にさかのぼるかと思います」と明かし、前述の3人の韓国人俳優と交流があったことを告白。「この3人はもとより、今回は尊敬する韓国のキャスト、スタッフの皆さんの胸を借りる気持ちで撮影に臨みます」と意気込みを語った。

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