掛布雅之氏 阪神新助っ人ボーアに“落合流”のススメ「“の”という間を作る練習を」

[ 2020年6月25日 11:22 ]

掛布雅之氏
Photo By スポニチ

 野球解説者の「ミスタータイガース」掛布雅之氏(65)が24日放送のMBSテレビ「戦え!スポーツ内閣」(水曜・後11時56分)に出演。阪神の新外国人、ジャスティン・ボーア内野手(32)についてコメントした。

 ボーアは24日のヤクルト戦で待望の来日初安打を放った。開幕から5試合、通算19打席目だった7回1死、カウント1―2と追い込まれてから清水の外角ツーシームを食らいつくように伸ばしたバットで中前に運んだ。

 掛布氏は、視聴者からの質問「新外国人ボーアはまだ期待していいんですか?」に、「ボーアは2段モーションだったり、球を長く持ったりする日本の投手からタイミングをとれなくなっている」と指摘。その上で「日本の投手は1、2のタイミングでは打てない。1、2の3が必要。今のボーアは“の”がない」とし、ボーアが“の”をつくるためには「落合(博満)さんが現役時代に緩い山なりの球を投手方向に打っていた。これは球を迎えに行っても打てませんし、待ち過ぎたら詰まりますから。自分のいいポイントの幅に入った時にバットを振り出すわけですから、ボーアも少し緩い球を打って“の”という間を作る練習を取り入れれば日本の投手のタイミングに合うと思う」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2020年6月25日のニュース