高橋克実 28歳力士急死に「なぜPCRができないんでしょうかね…大学病院に入った時に」

[ 2020年5月13日 15:38 ]

高橋克実
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 俳優の高橋克実(59)が13日、フジテレビ「直撃LIVE グッディ!」(月~金曜後1・45)で、新型コロナウイルス肺炎による多臓器不全のため亡くなった高田川部屋所属で西三段目82枚目の勝武士幹士(しょうぶし・かんじ 本名末武清孝さん=すえたけ・きよたか)についてコメントした。

 勝武士は4月4日に38度台の発熱があったものの、近隣の複数病院には受け付けてもらえず、8日に大学病院に入院。簡易検査では陰性と判定された。9日に症状が悪化して別の大学病院へ転院。19日からは集中治療室で治療を受けていた。

 発熱症状がみられた時期について、高橋は「タイミングというか…一番医療がテンパっている日にちのあたりですもんね」と首都圏の医療態勢の崩壊危機が指摘されていた時期だと指摘。

 「タイミングもあるんでしょうけど、この検査ですかね。陰性になって」と、簡易検査しか受けられなかったことにも疑問を呈した。

 最初に入院した大学病院で「そこでなぜPCRができないんでしょうかね…大学病院に入った時に」と述べ、若き力士の訃報に胸を痛めた。

 日本相撲協会は13日、感染症治療を受けていた勝武士が同日午前0時30分、亡くなったと発表。PCR検査で10日に陽性と判定され、相撲協会員で初の感染が確認されていた。

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2020年5月13日のニュース