【明日5月14日のエール】第34話 裕一、久志の激励も時は流れ…志村けんさん3回目の登場

[ 2020年5月13日 13:00 ]

連続テレビ小説「エール」第34話。音(二階堂ふみ)と裕一(窪田正孝)(C)NHK
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 俳優の窪田正孝(31)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は14日、第34話が放送される。主人公に大きな影響を与える大御所作曲家・小山田耕三を演じるコメディアンの志村けんさん(享年70)は第25話(5月1日)、第28話(5月6日)に続き、3回目の登場となる。

 音(二階堂ふみ)が喫茶店で音楽学校のプリンスこと佐藤久志(山崎育三郎)に歌について相談をしているところ、裕一(窪田)が現れ、幼なじみの裕一と久志は思いがけず久々の再会を果たす。裕一がレコード会社の専属作曲家になっていると聞いた久志は、自分の目は正しかったと語る。曲が採用されない裕一に、久志は「いつか必ず道は開ける」と励ますが、その機会は訪れないまま、さらに半年が流れて…。

 朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(39)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂)の夫婦愛を描く。

 主題歌は福島県で結成され、「キセキ」「愛唄」などの数々のヒット曲で知られる“覆面”男性4人組ボーカルグループ「GReeeeN」が初担当。「星影のエール」を書き下ろした。語りはアニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」「テニスの王子様」「ゴールデンカムイ」などで知られる声優の津田健次郎(48)。朝ドラのナレーションは初挑戦となる。

 連続テレビ小説は月~土曜の週6日放送してきたが、制作に時間のかかる4K撮影や働き方改革のため、「エール」から土曜の放送をなくし、週5日に短縮された。

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