松尾貴史 安倍政権のコロナ対応は「客観的な事実というのを重んじない」「科学的じゃない」

[ 2020年5月13日 12:56 ]

松尾貴史
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 タレントの松尾貴史(60)が13日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)で、新型コロナウイルスをめぐる政府の対応は「科学的じゃない」と批判した。

 いまだに整わないPCR検査の2万件態勢について、「できるけど、やるとは言ってない、とかね」と安倍晋三首相をチクリ。

 厚生労働省が示した検査の「目安」についても「(感染症の)症状が出た人が、どういう状況で病院に行くかっていうのも、37・5度以上で4日続くのを待てというニュアンスだと受け取った方が誤解したんだと偉い人がおっしゃるようなね」と加藤勝信厚労相を皮肉った。

 「そういうような状況で、客観的な事実というのを重んじない。ただムードとか“敬意”“感謝”“絆”とか、そういう抽象的なことだけが何か前面に出ていて、科学的じゃない」と批判。

 感染収束には「やっぱりね、状況把握ってことを徹底してやらないと対応できないと思うんですよ。そこを考えて欲しいですね」と苦言を呈した。

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2020年5月13日のニュース