玉川徹氏 野党の検察庁法改正の修正案に「政権からすれば変える意味がなくなっちゃう」

[ 2020年5月13日 10:06 ]

 テレビ朝日の玉川徹氏が13日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。検察官の定年延長を可能にする検察庁法改正案をめぐり、立憲民主党などの野党会派が内閣委理事懇談会で、役職定年の特例規定を削除した修正案を示したについて言及した。

 玉川氏は、与党の週内に採決する動きに「野党が出した修正案こそ、変えたいところだから、これ修正に応じてしまうと、政権からすれば変える意味がなくなっちゃうわけですね」と指摘した。

 検察庁法改正をめぐっては、安倍政権に近いとされる黒川弘務東京高検検事長(63)の定年問題を念頭に、改正に抗議意思を示す活動がSNS上で広がるなど世論の強い批判が出ているものの、与党は週内に委員会、本会議で採決して衆院通過させる構えを崩していない。安倍晋三首相は12日の衆院本会議で、森友学園問題などへの検察の追及をかわすのが狙いだとする野党議員に対し「疑惑隠しのための法改正との指摘は全く当たらない」と反論した。

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2020年5月13日のニュース