いろいろありましたが…佐藤二朗「役者になる運命」を感じた瞬間

[ 2020年1月11日 05:00 ]

読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝!」に出演の佐藤二朗
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 読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝!」(日曜後4・30、関西ローカル)の19日放送にドラマ、映画、CM、クイズ番組などで大活躍の個性派俳優・佐藤二朗(50)が登場。陣内智則(45)、月亭八方(71)、月亭方正(51)とトークを繰り広げる。

 佐藤は小学4年の時に学芸会でやったお芝居が大ウケし「役者になる運命」を感じたという。だが、どうすれば役者になれるのか分からないまま中学の時にある映画のオーディションに応募。見事合格して、出演を果たした。映画デビューの貴重映像を公開する。有名女優のデビュー作で当時、初々しいヒロインとして話題を集めた大ヒット作。佐藤がどんな役を演じていたのか。

 だが、佐藤はそのまま役者の道には進まず、勉学に励んで国立の信州大に進学。卒業後は大手企業に就職したが、入社式で「これは違う」と感じ、その日のうちに退社した。文学座に入ったが1年後にクビになり、仕方なく再就職したが役者の夢を諦めきれず、劇団を立ち上げた。

 もがき続けた「暗黒の20代」を佐藤が激白。そんななかで出会った恩人の演出家・鈴木裕美氏(56)当時の佐藤の様子をVTRで証言する。佐藤は鈴木氏の劇団に所属。会社を辞めたが、役者1本で生活できる収入もなく、バイトで食いつなぐ毎日だったが、31歳でテレビドラマに出演することになった。目を付けてくれたのが堤幸彦監督(64)。佐藤が「第2の恩人」と呼ぶ堤監督も佐藤をVTRで語った。この作品での演技が高く評価され、現在の事務所に所属。仕事も増え、33歳でようやく役者業だけで生活できるようになって、8年交際した現在の夫人と結婚した。

 その後はドラマ、クイズ番組のMCなど多方面で活躍。夫人が佐藤の知られざるプライベートを明かし、佐藤の人生を変えた恩人の鈴木氏、堤監督らが「俳優・佐藤二朗」を語る。

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2020年1月11日のニュース