ドラフト中継 平均視聴率11・0% 平日夕方に異例高数字 「BIG3」運命の瞬間に熱視線

[ 2019年10月18日 09:36 ]

大船渡・佐々木朗希の交渉権を引き当てたロッテ・井口監督(右から2人目)はガッツポーズ(撮影・尾崎 有希)
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 TBSで17日に生中継されたプロ野球ドラフト会議(後4・50)の平均視聴率が11・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが18日、分かった。星稜の奥川恭伸(18)、大船渡の佐々木朗希(17)、明大・森下暢仁(22)の投手「BIG3」らが迎えた運命の瞬間。平日の夕方では異例の高数字で、関心の高さを示した。

 瞬間最高視聴率は午後5時27分の13・6%で、ロッテ・井口監督が4球団競合の末、大船渡・佐々木投手の交渉権を獲得した場面だった。

 番組は午後4時50分から同5時50分まで放送され、各球団の1位指名とくじ引きの模様などが生中継された。注目の今年も運命のドラマが繰り広げられた。

 ドラフト中継のあとに、3時間生放送された「ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう」(後7・00)は8・2%だった。

 ドラフト会議は、逆指名制が導入されたことでドラマ性が薄れたとされ、地上波のテレビ中継は00年にテレビ朝日が撤退。その後は、07年にフジテレビの情報番組内で中継されただけだったが、くじ引きの復活でドラマ性が高まったことで09年にTBSで中継が復活。

 今年の平均視聴率11・0%は、09年以降の同局放送の中では歴代6位タイだった。これまでの最高は、斎藤佑樹投手(日本ハム)で注目された10年の14・4%。瞬間最高は、根尾昂(中日)、吉田輝星(日本ハム)など注目選手がそろった昨年の18・6%だった。

【近年のドラフト会議の平均視聴率】

09年= 9・1%
10年=14・4%
11年=11・2%
12年=10・0%
13年= 9・2%
14年=10・3%
15年=13・9%
16年=11・0%
17年=13・4%
18年=14・2%
19年=11・0%

※いずれもTBS。ビデオリサーチ調べ、関東地区

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