中島亜梨沙「なつぞら」新キャラでスピンオフ出演「なまら嬉しい」音尾琢真の妻役、川床明日香と坂井真紀も

[ 2019年10月18日 12:00 ]

連続テレビ小説「なつぞら」のスピンオフドラマに出演する中島亜梨沙(C)NHK
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 元宝塚歌劇団月組の娘役で、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の吉野太夫役などで知られる女優の中島亜梨沙(36)が今年4~9月に放送された連続テレビ小説「なつぞら」のスピンオフドラマ「十勝男児、愛を叫ぶ!」(BSプレミアム)に出演することが18日、分かった。本編には登場しなかった新キャラクターで、主人公・なつ(広瀬すず)の酪農の良き先生・戸村菊介(音尾琢真)の妻役。北海道札幌市出身で「『なまら(北海道弁で“非常に”)嬉しい』以外の言葉が見つかりません」と喜んでいる。

 スピンオフドラマは、ヒロイン・広瀬すず(21)と草刈正雄(67)が進行役を務め、反響の多かったシーンや未公開映像も交える2時間特番「なつぞらSP 秋の大収穫祭」(11月2日後7・00~8・59)の中で放送。帯広の菓子屋「雪月」ファミリーを中心にした50分の新作2本が制作された。

 90歳のとよ(高畑淳子)が坂場(中川大志)にアニメの老婆の声を頼まれ、単身上京する「とよさんの東京物語」と、雪月の若夫婦・雪次郎(山田裕貴)と夕見子(福地桃子)のささいなケンカをきっかけに日頃から妻に頭が上がらない十勝男子が妻への愛を語るコンテストを開く「十勝男児、愛を叫ぶ」の2本。

 「なつぞら」は節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」や「64」「精霊の守り人」「フランケンシュタインの恋」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(52)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けたオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家・柴田家に引き取られた少女・奥原なつが、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描いた。

 中島が演じるのは、柴田牧場の従業員・菊介の妻・戸村カナ子。十勝の酪農家の娘で、青年団の集まりで知り合い、一目ぼれした菊介が熱烈にアタックを続け、結婚。最近は趣味のフォークギターばかりに熱中し、家族のことをないがしろにしている夫に少々嫌気がさしている。中島は「北海道が舞台の『なつぞら』のスピンオフに出演させていただけるなんて、北海道出身の私としては『なまら嬉しい』以外の言葉が見つかりません!音問別の皆さんにも温かく迎えていただいて夢のような撮影でした。愉快な戸村ファミリーを楽しんで見ていただけたら嬉しいです」とコメントした。

 菊介の一人娘・公英(きみえ)を川床明日香(17)、柴田剛男(藤木直人)と運命的な縁がある東京在住の独り身女性・五十嵐静を坂井真紀(49)が演じる。

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