高岡早紀 自称28歳の狂気のストーカー役に「何回言っても恥ずかしい」、愛娘からツッコミも

[ 2019年10月2日 14:52 ]

東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ「リカ」制作発表に出席した主演の高岡早紀
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 女優の高岡早紀(46)が2日、都内のホテルで行われた東海テレビ・フジテレビ系のオトナの土ドラ「リカ」(5日スタート、後11・40)制作発表に共演の小池徹平(33)、大谷亮平(39)とともに出席した。

 五十嵐貴久氏のベストセラー同名小説が原作で、純愛を貫くがゆえに狂気と化してしまう“自称28歳”の主人公・雨宮リカが周囲を破滅に追い込んでいく姿を2部構成で描く。第1部は、外科医の大矢昌史(小池)に目を付け、彼の婚約者にも手を伸ばしていく。第2部では、マッチングアプリで出会った映画会社のプロデューサー・本間隆雄(大谷)に執ようなストーキングを続け、彼の同僚、妻、娘も巻き込んでいく。

 今回の主演のオファーに「28歳に年齢詐称している役で、このような役をいただいたのは初めて。これはどうなるのかなって想像できなかった。今までにない高岡早紀を見せることができればといいなと思って、役を中に入れるまで時間がかかりました。いろいろ悩みました」と回顧。それでも「逆に不安とか迷いを乗っけていくことがリカをうまく演じていけることなのかなと。絶対的ではない、不安定な感じはリカの役とリンクすると思って。いっつも不安ですよ」と苦笑した。

 “自称28歳”という役どころには「何回言っても恥ずかしい」と本音もポロリ。第1話を見せたという9歳の愛娘にも「あ?若っ!」とツッコまれたそうで「その声はどこから出たんだ?って声が出して。そんなのは知りません」とお茶目に笑った。

 愛する人を執ように追い詰めていくというストーカーを演じることで「クランクイン前にスタッフの方にお断りしようかなと思ってたんです」と意外な言葉も。「こういうホラーサスペンスでリカを演じる私自身がおかしなことになるんじゃないかなと想像したんです。すごいストーカーで、ちょっと狂気に満ちているので、現場で暗いというか、ストイックな現場になったり、変なわがままを言ってしまうんじゃないかなと思って…」と役柄の高岡自身への影響を気にしていたといい、「全然、そんなこともなく、私、意外と大人だったんだなと気が付いて。現場は明るく楽しく、切り替えが上手にできるからこそのいい現場、いい作品につながっていると思う」と充実の表情を浮かべた。

 もし自身がリカのように来られたら?との質問には「そんなの、うっとうしくてしょうがない。決まってます。迷惑でしかない」とバッサリ。それでも、自身が恋愛に前のめりになった過去を聞かれると「過去はあったでしょうね、若い時代は…」と笑った。 

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