“語り部”山田雅人「今年は奇跡の年なんです」

[ 2019年10月2日 05:00 ]

「“かたり”の世界」で「松下幸之助物語」を語る山田雅人
Photo By スポニチ

 タレントで“語り部”の山田雅人(58)が23日、「“かたり”の世界」(ホテル阪神大阪)を開催する。今回のテーマは経営の神様誕生秘話「松下幸之助物語」。「松下さんは家電界の奇跡を起こした方。今年は阪神が奇跡を起こしてCSに進出。応援します」と大の虎ファンが気勢を上げた。

 「前向きな4位でいい。矢野監督3年計画で、再来年に優勝してほしい」。そう口にしてきた山田。「でも、阪神は奇跡を起こしました。鳥谷への花道ができました。彼はCSで活躍します。ラグビーもアイルランドに勝って奇跡を起こした。名馬キセキは凱旋門賞に出る。今年は奇跡の年なんです」

 怒濤の6連勝で逆転CS進出をつかんだ阪神と、ドン底も味わった松下幸之助氏、さらに前年の最下位からバース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発で優勝した85年日本一タイガースを重ね「かたり」を演じる。

 元々、楽屋で「名馬物語」を語っていた山田に、放送作家・高田文夫氏(71)から「模倣芸でなく自分で芸を作れ」と勧められて09年に始めた「かたり」。偉人、有名人の功績、人柄を1カ月かけて周辺取材して調べ上げ、独特の語り口でストーリーを紡いでいく。第1作は「稲尾和久対長嶋茂雄」。1958年の日本シリーズで、西鉄が稲尾の好投で3連敗4連勝して日本一となった話。さらに79年日本シリーズ・近鉄対広島戦9回裏の攻防を語った「江夏の21球」。「江夏さんをゲストに呼んで語りました」と説明した。

 山田は大の掛布ファンで17年に「掛布VS江川」を題材にした。阪神の主砲だった掛布雅之氏(64)と巨人のエースだった江川卓氏(64)の後楽園球場での対決を、笑いあり、涙ありの“かたり”で観客を魅了してきた。しかも、掛布、江川両氏をゲストに招いて舞台上で3人での語りに。「やりにくい訳がない。話しやすかった。(間違っても)ご本人が修正してくれます。舞台で完成。こんなに嬉しいことはありません」。

 過去、故永六輔さん、有森裕子さん(52)らを横にして朗々と語ってきた。現在、持ちネタは120余り。年間80回の公演で全国を回る。17日には東京・内幸町ホールで、五輪女子レスリング3連覇の吉田沙保里さん(36)をゲストに呼んで語る。「ボクのライフワーク。CSという見せ場はやってきました。阪神は近本、木浪、高山、大山らが頑張ってほしい」。新しい題材に、05年以来の「阪神優勝」の作品を加えられるか。

続きを表示

「美脚」特集記事

「嵐」特集記事

2019年10月2日のニュース