「天使のような笑顔」で話題 7歳・鳥越壮真 やりたい仕事は「電車の旅番組」

[ 2019年6月8日 10:00 ]

人生初のインタビュー取材に笑顔を見せる鳥越壮真
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 【はばたけ!令和の子役たち 6】プニプニのほっぺたがかわいらしい鳥越壮真(7)。人生初のインタビュー取材に表情からドキドキが伝わる照れ屋さんだ。ひとつひとつの質問に「なんだろな…なんだろな」と一生懸命考える。愛らしいその姿を見ながら「ほっぺたがかわいいですね」と言うと「えへへへ」と笑顔がはじけた。

 3歳で芸能事務所に入り、今や売れっ子だ。先月下旬に5日間連続で放送されたテレビ朝日ドラマ「白い巨塔」には、松山ケンイチ(34)の息子役で出演。「松山さんは優しい人で、お芝居が凄く上手だった」。昨年12月には日本テレビが「ZIP!」内で放送した朝ドラ「生田家の朝」で、ユースケ・サンタマリア(48)と尾野真千子(37)の子供役。「天使のような笑顔」と話題になった。

 インタビュー中、家で卵割りの手伝いをしていると語り「たまに失敗しちゃうけど」とニコニコする姿も天使のようだ。

 「自分じゃない人になれるのが面白いです」。芝居のだいご味を既に感じている。自宅で台本を1人で読み、リハーサルは母親と。こうしてコツコツと仕事をしてうれしいことがあった。大好きな星野源(38)に会えたこと。8月30日公開の星野の主演映画「引っ越し大名!」で共演。「電車の話をしたり、一緒に歌ったり楽しかったです」。星野のヒット曲「恋」を歌って踊る夢のような時間だった。

 普段は電車に夢中の小学2年生。大好きな路線は小田急線。その理由は「窓が低くて外が見やすい」と子供ならではの答えだ。好きなテレビ番組は「新・鉄道ひとり旅」(CS放送)と「ブラタモリ」(NHK)。やりたい仕事は「電車の旅番組に出たい」と徹底している。

 「将来は電車の運転士か、車掌さん。でもお芝居も続けたいなあ。あと、消防士、警察官…」と夢が膨らむ。成長した青年が選ぶ道は――。俳優として活躍する姿が見たい。(伊藤 尚平)=おわり=

 ◇鳥越 壮真(とりごえ・そうま)2012年(平24)2月18日生まれ、東京都出身の7歳。3歳から活動を開始。16年のNHK大河ドラマ「真田丸」、17年の日本テレビ「ボク、運命の人です。」、フジ「民衆の敵」などに出演。映画「今日も嫌がらせ弁当」が28日に公開。好きな食べ物はトマト。1メートル15。

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