山寺宏一「なつぞら」に来週登場!劇中アニメ「白蛇姫」の“声優”役 昨年「半分、青い。」に続く朝ドラ

[ 2019年6月8日 08:15 ]

連続テレビ小説「なつぞら」に出演する山寺宏一(C)NHK
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 声優の山寺宏一(57)がNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)の第11週(6月10~15日)に出演することが8日、分かった。この日放送の第60回の最後、次週予告で明らかになった。

 女優の広瀬すず(20)がヒロインを務める節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」や「64」「精霊の守り人」「フランケンシュタインの恋」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 山寺が演じるのは、元活動弁士の豊富遊声(とよとみ・ゆうせい)。昭和32年(1957年)春、なつが仕上課で働く東洋動画のアニメ映画「白蛇姫」が完成。豊富の役割は「白蛇姫」の絵の動きに合わせてセリフを言うことで、現在の声優に当たる。当時は声優という職業が確立していなかった。

 「七色の声を持つ男」と呼ばれる声優界の“山ちゃん”は昨年前期「半分、青い。」に続く2回目の朝ドラ出演。「半分、青い。」は第48回(5月26日)で秋風(豊川悦司)のかかりつけ・信濃町大学病院の医師を演じたが、今回は“本業”役。どのように声色を使い分けるのか、注目される。

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