39年ぶり 百恵さんの本 自作のキルトずらり「暮らしの中に手仕事の時間があることをとても幸せ」

[ 2019年6月8日 05:30 ]

昭和時代の伝説的アイドルだった三浦百恵さん
Photo By 共同

 昭和時代の伝説的アイドルだった三浦(旧姓山口)百恵さん(60)が、キルトの作品集「時間(とき)の花束 Bouquet du temps(ブーケ デュ タン)」を7月末に刊行する。出版元の日本ヴォーグ社が7日までに発表した。

 同社によると、百恵さんが三十数年間にわたって制作したキルト作品を撮影して収録し、それぞれの作品にまつわるエピソードなどを編集者が聞き取って文章とした。百恵さんは後書きで「今、暮らしの中に手仕事の時間があることをとても幸せに思っています」と記している。

 百恵さんは、俳優・三浦友和(67)との結婚・引退後に趣味としてキルト制作を始めた。「国際キルト展」に一個人の「三浦百恵」としてたびたび作品を出展するなど、その腕前は作家としても高い評価を得ている。

 同社の担当者は「百恵さんがキルト作家として表現した完成度の高い作品を見ていただくことで、キルトの素晴らしさや手仕事が人生を豊かにするということを知ってほしい」と話している。
 百恵さんは引退直前の80年9月に自叙伝「蒼い時」を出版し、300万部のベストセラー。今回は、それ以来39年ぶりの出版物刊行となる。
(カラー128ページ/) 同書はオールカラーで128ページ、2160円。同社によると「7月上旬には表紙も完成する」という。

続きを表示

この記事のフォト

2019年6月8日のニュース