「いだてん」出演のピエール瀧容疑者 コカイン使用で逮捕、多額の賠償金発生か

[ 2019年3月13日 03:15 ]

コカイン使用で逮捕されたピエール瀧容疑者
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 関東信越厚生局麻薬取締部は12日、コカインを摂取したとして、麻薬取締法違反の疑いで、テクノユニット「電気グルーヴ」のメンバーで俳優としても活躍しているピエール瀧こと瀧正則(たき・まさのり)容疑者(51)を逮捕した。尿からコカインの陽性反応が出ており「間違いありません」と容疑を認めている。ドラマや映画に多数出演する名バイプレーヤーの逮捕に大きな衝撃が走った。

 逮捕容疑は12日ごろ、東京都内やその周辺で、コカイン若干量を摂取した疑い。同部は、12日午後6時すぎに東京都世田谷区内の瀧容疑者の自宅を捜索。コカインは見つからなかったが、その後の尿検査でコカインの陽性反応が検出された。瀧容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。

 関東信越厚生局麻薬取締部は12日深夜に会見を行い、逮捕を発表。瀧容疑者はドラマや映画に引っ張りだこの名バイプレーヤー。深夜にもかかわらず、芸能関係者に大きな衝撃が駆け巡った。

 放送中のNHK大河ドラマ「いだてん」には足袋職人の黒坂辛作役で出演。関係者によると、13日も撮影が予定されていた。NHK関係者は「現場ではいつも明るく、共演者とも親しく話していたのに」とショックを隠せない。NHKは「対応を検討する」としている。

 また、電気グルーヴとしては30周年を記念したツアーを開催中。今月2日にスタートし、15、16日にZepp東京での最終公演も予定されている。

 ほかにも多数の出演作品がある。5月公開の映画「居眠り磐音」にも出演。また、大ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王」の日本語吹き替え版でオラフの声を担当。続編の「アナと雪の女王2」が11月22日公開予定で、声優の続投が確実視されていた。

 瀧容疑者は石野卓球(51)らと「電気グルーヴ」として91年にメジャーデビュー。「Shangri―La」の大ヒットで知られる。2000年以降は俳優として頭角を現し、13年には映画「凶悪」の演技で多数の映画賞で助演男優賞に輝いた。「あまちゃん」や「とと姉ちゃん」などのNHK連続テレビ小説、17年にはTBS日曜劇場「陸王」での悪役も好評だった。

 90年代は電気グルーヴとしてアンダーグラウンドな舞台を主戦場としてきた。それが、俳優としての活躍で明るいイメージに変わり、バイプレーヤーとしてトップクラスの超売れっ子となっていた。CMではファミリー向けの起用も多く、サントリーや味の素などのCMに出演。広告代理店関係者は「お茶の間の認知度も高く、衝撃は大きい」と話した。逮捕の影響はドラマや映画やCMにおよぶことは必至で多額の賠償金が発生する事態になりそうだ。
 先月1日には新井浩文被告(40)が強制性交容疑で逮捕。その後起訴されており、バイプレーヤーが逮捕される事件が続く。

 ◆ピエール瀧(ぴえーる・たき)本名瀧正則(たき・まさのり)1967年(昭42)4月8日生まれ、静岡県出身の51歳。89年に石野卓球らと「電気グルーヴ」を結成し、91年にメジャーデビュー。俳優としても活躍し、映画「そして父になる」(13年)などに出演。14年にブルーリボン賞助演男優賞を受賞。今年1年限定でグループでの活動名を結成当時の「ウルトラの瀧」に戻していた。

 ▼コカイン コカの木の葉を原料として作られる違法薬物。コーク、クラックとも呼ばれる。鼻から吸引するなどして体内に取り込まれると、一時的な多幸感や陶酔感が得られるが、依存性が高く、血圧上昇などを招き死に至ることもある。コロンビアなどが生産国とされる。国立精神・神経医療研究センターは、15~64歳の使用経験者は26万人と推計している。麻薬取締法で所持や使用は懲役7年以下の罰則の対象となる。

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