倉本聰氏、闘病中の八千草薫から電話「悪い状態ではない」 風吹ジュン、代役オファー「驚いた」

[ 2019年3月13日 14:56 ]

テレビ朝日の帯ドラマ「やすらぎの刻~道」制作発表記者会見に出席した出演者たち(下段左から)橋爪功、風吹ジュン、浅丘ルリ子、倉本聰氏、加賀まりこ、清野菜名、風間俊介、(中段左から)板谷由夏、草刈民代、いしだあゆみ、丘みつ子、松原智恵子、大空眞弓、水野久美、(上段左から)名高達男、笹野高史、ミッキー・カーチス、藤竜也、ジェリー藤尾、上條恒彦、山本圭
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 テレビ朝日の帯ドラマ「やすらぎの刻~道」(4月8日スタート、月~金、後12・30~)の発表記者会見が13日、都内で行われ、脚本家の倉本聰氏(84)、主演の風吹ジュン(66)ほかキャスト21人が出席。病気療養のため、ヒロインを降板した、八千草薫(88)の近況とキャストの熱い意気込みが語られた。

 同作は帯ドラマ「やすらぎの郷」(2017年4~9月)の続編で、石坂浩二(77)扮する脚本家・菊村栄が執筆するシナリオ「道」が新たに映像化されていく物語。ドラマは2層仕立てになっており、「道」と同時に石坂らの「やすらぎの郷」の“その後”も描かれる。

 倉本氏は「おととし、やすらぎの郷が終わりまして…。テレビ朝日の会長に言われて慰労してもらえると思ったら、再来年もやれと言われまして」と切り出し、「(焼き肉店「叙々苑」の)游玄亭で熟成肉をごちそうになって、ハニートラップにあったように引き受けてしまった」と続編誕生の意外な経緯を明かした。長い脚本家生活の中でも「1年間というのは初めて。体がもつんだろうか、とにかく必死になって、おととし暮れから書きはじめた」と説明。だが「途中、手術して入院して…と十月十日で書き上げました」だと苦労を語った。

 ところが今度は八千草を病が襲った。「昨年1月にすい臓がんの手術をしたけれど、肝臓に転移。今頃申し訳ないけれど、何とか下ろしてほしい」と八千草からの電話を受け、「道」の出演は急きょ降板に至ったという。

 この日の会見前にも、八千草から電話をもらったそうで、「出られなくて申し訳ない。悪い状態が出ているわけではなく、これなら出られたかも」と近況を紹介するとともに、倉本氏は報道陣に向け「そっとしておいてあげてほしい。いじられるのが一番つらいことなどで」と気遣った。八千草の「道」での出演はかなわなかったが、「やすらぎの郷」のその後を描いた部分はすでに5話撮っていて、八千草は九条節子役として「最後まで出演されます」と話した。

 前作では石坂浩二(77)演じる脚本家・菊村の亡くなった妻・律子を演じ、八千草の代役として、しのを演じることになった風吹は「突然の話で驚きました。70代という大きな山に登る計画を立てていましたところ、それよりも大きな山が現れて…。せめて八千草さんには楽しんでもらえるような、しのを演じたい」と話した。

 しのの思春期を演じる清野菜名(24)は「前回に引き続き、別の役で出演できてうれしい」とし、「八千草さんには、一緒にがんばろうと言っていただいて…。残念な気持ちはありますが、その気持ちを入れて最後までがんばりたい」と意気込みを語った。

 石坂は「とにかく続編で役をいただけることは、役者にとっては非常にうれしいこと。一次試験を通って、二次試験かなという気持ちで臨んだ」と身を引き締めた。

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