小倉智昭氏、東京マラソン運営に指摘「スタート地点で10分以上…かわいそう」 大迫ら棄権に持論

[ 2019年3月4日 08:49 ]

小倉智昭氏
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 キャスターの小倉智昭氏(71)が4日、司会を務めるフジテレビ「とくダネ!」(月〜金曜前8・00)に出演。3日に行われた東京マラソンで男子日本記録保持者の大迫傑(27=ナイキ)らが途中棄権したことについて「選手がかわいそうだった」と語った。

 29キロ付近で棄権し、コースを外れた大迫は肩を震わせ、全身は硬直。マラソンで初の途中棄権に「スタート地点から寒くなって体が動かなくなって棄権せざるを得ない状況でした」と関係者を通じてコメントした。アジア記録保持者のエルアバシ(34=バーレーン)も途中棄権したほか、先頭集団で積極的なレースを展開した中村匠吾(26=富士通)も低体温で病院に直行した。

 小倉氏は番組冒頭で「選手がかわいそうだったですね」と切り出し、「大迫君は寒さのために体が硬くなって棄権せざるをえなかったという話が出てますが…。スタート前に3万人以上の人が並ぶのでやむをえないのかも分からないですけど、あまりにも早くスタートラインにつきすぎ。スタート地点で選手たちは10分以上、黙って立っているんですよ。トップの招待選手には直前になって出してあげるぐらいの気持ちでやってあげないと、記録を狙う選手たちには酷ですよね」と指摘した。

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2019年3月4日のニュース