出口若武三段 プロ入り決める 昨年の新人王戦は藤井七段に次ぐ準V 

[ 2019年3月4日 05:30 ]

将棋の奨励会三段リーグでプロ入りを決めた出口若武三段(左)と黒田尭之三段
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 将棋のプロ入りを懸けた奨励会三段リーグ最終日の対局が3日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、出口若武三段(23)が14勝4敗、黒田尭之三段(22)が13勝5敗で、4月1日付でのプロ入りを決めた。

 ともにリーグ初出場は13年度前期で、12期目での四段昇段となった。兵庫県明石市出身で井上慶太九段門下の出口三段は、昨年の新人王戦でプロを次々に破り準優勝。決勝3番勝負では藤井聡太七段(16)に連敗し「やったことのない戦型で結果はボロボロだったが、リーグ戦に生かせたと思う」とプロ入りにつなげた。畠山鎮七段門下の黒田三段は「地元(松山市)の方から応援していただいていたので良かった」と喜んでいた。

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2019年3月4日のニュース