中村芝翫、襲名後初ドラマ TBS「警視庁東京湾臨海署」で刑事役

[ 2019年1月30日 04:00 ]

歌舞伎俳優・中村芝翫が襲名後初めてのテレビドラマ主演作となるTBSの今野敏サスペンス「警視庁東京湾臨海署〜安積班」。(左から)野々すみ花、原田龍二、中村芝翫、林家たい平、石黒英雄、尾崎右宗
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 歌舞伎俳優・中村芝翫(53)が、16年の襲名以来、初めてテレビドラマに主演する。

 TBSの2時間ドラマ「警視庁東京湾臨海署〜安積班」(2月25日後8・00)。原作は同局の「ハンチョウ」シリーズでも知られる今野敏氏の警察小説で、芝翫は主人公の刑事・安積剛志を演じる。被害者の身元判定が困難な殺人事件が発生し、チームワークで解決に挑む。スリリングな展開が見ものだ。

 芝翫は16年10月に八代目を襲名した。それ以来のドラマ主演に「とにもかくにも、凄くうれしい。前名の中村橋之助は歌舞伎という部分だけでなく、テレビで育まれたところが多いと思っています」と大喜びした。ドラマ主演は13年ぶりとなる。

 今作については「まさにテレビ界での襲名披露だと考えております」と気合十分。「もっと中村芝翫という名前を覚えていただきたいと願うのと同時に、安積剛志といったら僕の顔を思い浮かべていただけるように頑張ります」と話しており、続編やシリーズ化にも意欲を見せた。

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2019年1月30日のニュース