「矢野・兵動」兵動大樹 桂吉弥とW主演でコメディー舞台「笑わせます…たぶん」

[ 2019年1月30日 09:15 ]

関西テレビ主催の舞台「はい!丸尾不動産です。〜本日家をシェアします〜」でW主演の兵動大樹(左)と桂吉弥
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 関西テレビ主催のコメディー舞台「はい!丸尾不動産です。〜本日家をシェアします〜」(6月29日〜7月1日、5公演)の上演が発表された。関西を代表する“おしゃべりマイスター”の「矢野・兵動」兵動大樹(48)と落語家・桂吉弥(47)がW主演する。脚本は「ハゲタカ」「任侠ヘルパー」などドラマを手掛けた古家和尚。演出は舞台「それいゆ」などの関西テレビ・木村淳が務める。

 W主演となる兵動は「コメディです。笑いに来てください。笑わせます。びっくりするぐらい笑わせます…たぶん…頑張ります」。吉弥は「兵動さんと一緒に仕事ができる。それもそれぞれの本職ではなくて芝居とは。稽古が始まるのが楽しみで仕方ない。がっつり芝居、私も負けません。ぜひ、お越しください」。ともに芸歴25年を超えているが、接点がなかったため、ほぼ初対面だそうだ。初対面では立ち位置を決めることから始まった。向かって左側が兵動、右側が吉弥に決定。本業でない芝居については)「落語家って、演出されることがないんですよ」と吉弥。一方、兵動は「噺家さんて、演じる力がある。それが説得力を持つ。結果、芸事にも通じるんですよね」と、共演に期待を寄せる。

 吉弥は兵動との共演の話を聞き「兵動さんのすべらない話をTVで観ていて、これぞ、現在の落語やん、って思うんですね」。落語と同じく設定や登場人物を口伝えだけで説明して、面白おかしく展開したうえに“オチ”まで持っていく。そんな兵動の技量にいつも感心しているそうだ。

 演出の関西テレビ・木村は「今回はとにかく、“間”にこだわった会話劇を作りたかった。そのためにはどうしても出演して欲しかった2人です。2人が創り出す“会話の妙”を楽しんでいただければ幸いです」とW主演の2人に期待を寄せていた。不動産屋さんに扮する兵動と、とあるシェアハウスに入居申込みに来る元エリート銀行員を演じる吉弥。関西を代表する“おしゃべりの達人”が“おしゃべりの応酬”を展開する。

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