芸能界のインフル予防策 数カ月仕事セーブするアイドルも…

[ 2019年1月30日 16:45 ]

 イベント関係者によると、ここ数カ月、仕事をセーブしているアイドルが目立っているという。その理由はインフルエンザの大流行。「入試で来られないとか、インフルエンザを発症して休むというアイドルもいますが、受験を控えているため、人混みの中に入って感染してしまうことを避けようという“防御派”も結構多いです」と関係者は話す。

 今冬、芸能界でもインフルエンザのため、仕事を休むタレントが続出した。もともと、タレントやスタッフが長時間同じ場所にいることが多い仕事。ある人気女優のマネジャーは「だからこそ予防が大事なんですよ」と強調する。

 調べてみると、この時期に稽古や本番を控える舞台や芸能事務所でも、スタッフやタレント全員に予防接種を受けるように呼びかけているところがある。

 若手タレントのマネジャーは「予防接種を受けていないで感染した場合、脇が甘いと周囲に思われるし“ほかの人にうつしたのでは”と疑われる可能性もあって肩身が狭い。それを何より避けたいので、毎年受けている」と話した。

 “敵”が見えず、予防しても感染してしまう可能性があるため、完璧な対策はないが、できることをして備えているタレントが多いのが現状。「予防は治療に勝る」の実践の日々はまだまだ続く。(記者コラム)

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2019年1月30日のニュース