鈴木亮平、鹿児島で西郷どん最終回PV参加「少しでもみなさんの心に残れば」

[ 2018年12月16日 21:02 ]

最終回のパブリックビューイングに参加した(左から)堀井新太、鈴木亮平、持永雄恵(C)NHK
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 俳優の鈴木亮平(35)が主演を務め、西郷隆盛の生涯を描いたNHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜後8・00)は16日、15分拡大で最終回(第47話)を迎えた。西郷役の鈴木が同日、鹿児島市民文化ホールで最終回パブリックビューイングに参加。2000人の来場者に感謝の思いを述べた。

 村田新八役の堀井新太(26)、辺見十郎太役と薩摩ことば指導を務めた持永雄恵(ゆうほ、35)とともに出席した鈴木は「全国のみなさんに見てもらいたい思いで演じてましたが、一番は鹿児島の人が見てもらって、誇りを感じてもらえる平成最後の大河ドラマにしたいと思っていました」とコメント。最終回の内容について「西郷吉之助が大久保一蔵に“異国に負けん強い国を作ってくれ”と頼んだことが、こんなにも彼を追い詰めてしまったのかと、今までのことがフラッシュバックしている最終回でした」と振り返った。

 撮影後半、人のために生きていた西郷が戦を起こし、日本中の人々を死に追いやるなど、西郷の背負った苦しみを自分自身で受け止めようとしたが、受け止められなくなったと告白。「でも鹿児島に来て、みなさんの顔を見て温かい声援や歓迎を受けて、やっぱり自分は生きていこう、西郷さんの人生を背負っていこうと思わされました」と語った。

 「お手紙もたくさん鹿児島の人からいただきました。僕の魂の帰る場所の1つになったと思っています。今日みなさんと一緒に最終回を迎えられてよかったです。この後、西郷どんというドラマが少しでもみなさんの心に残ればいいと思っています。ありがとうございました」と思いを伝えた。

 堀井は「1年半、生まれた時から死ぬ間際まで微力ながら一緒にいれたこと、この作品を見て誇りに思いました。鈴木亮平さんに拍手を送りたいです。本当にありがとうございました」と感謝。持永も「鹿児島の人間としてこの作品に携われて本当に幸せでした。本当にありがとうございました」とあいさつした。

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2018年12月16日のニュース