市原悦子 主演映画プレミアに病床から肉声メッセージ「素晴らしい映画、おめでとう」

[ 2017年2月16日 20:43 ]

映画「しゃぼん玉」に出演した市原悦子(C)2016「しゃぼん玉」製作委員会
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 自己免疫性せき髄炎のため入院中の女優・市原悦子(81)が16日、都内で行われた主演映画「しゃぼん玉」(監督東伸児、3月4日公開)のプレミア上映会に肉声メッセージを寄せた。

 メッセージは、自身の病状に言及することはなかったが、ロケ地となった宮崎・椎葉村について「現地の皆さまの料理を楽しみながら、宮崎の自然を感じながら撮影に参加することができました」と思い出を吐露。この日舞台あいさつをした林遣都(26)には、「共演は忘れられないものになりました。これからどんな役をなさるのでしょう。楽しみです」と期待を寄せ、「素晴らしい映画を完成させて、おめでとうございます」と締めくくった。

 事前に知らされていなかった林は、「ずっと(役名の)翔人として接してくださった。ただただ、うれしいです」と感激の面持ち。市原とは初共演で、「最初は緊張したけれど、市原さんの心遣いのおかげでぶつかっていくことができました。現場で離れたところから見ているだけで圧倒され、感動する貴重な時間でした。この先も俳優をやっていく上で武器として残るものを感じさせてもらいました」と神妙な面持ちで話した。

 さらに、市原の飼い犬役で共演した柴犬のチョコとも約1年ぶりに再会。「僕が罵倒する場面があるんですけれど、ひとつのきっかけを与えてくれる重要な役どころ。愛らしい子で、大好きです」といとおしそうに抱き上げていた。

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