NHKニュースの顔一新、「おはよう…」の“受け”の高瀬アナ「攻めに転じる」

[ 2017年2月16日 17:05 ]

「平成29年度NHK新キャスター」記者会見、「おはよう日本」のキャスター陣(左から)近江友里恵アナ、、赤木野々花アナ、高瀬耕造アナ、和久田麻由子アナ、小郷知子アナ、二宮直直輝アナ
Photo By スポニチ

 4月からNHKのニュースの顔が一新される。16日、東京・渋谷の同局で「平成29年度NHK新キャスター」発表会見が行われ、4月から報道・情報番を担当するキャスター陣をお披露目した。

 長年“朝の顔”を務めてきた阿部渉アナウンサー(49)が平日午後の新番組「ごごナマ」に“異動”となり、高瀬耕造アナウンサー(41)が「おはよう日本平日版」(月〜金前4・30)で和久田麻由子アナウンサー(28)とコンビを組む。高瀬アナは「阿部さんから重いバトンを受け継ぐことになって身が引き締まる思い。朝ですから爽やかに元気にお伝えするというつもりはありません。右から左に流れない、引っ掛かりのある番組にしたい」と抱負。「これまでは朝ドラですとか、紅白ですとか、さまざまな受けを担当してきましたが、新年度は攻めに転じようと思っています」と力を込めた。

 早朝は「ブラタモリ」のアシスタントとしても知られる近江友里恵アナウンサー(28)と赤木野々花アナウンサー(26)が加わるなど、総勢11人体制となる。また、土日祝日版では小郷知子アナウンサー(38)と二宮直輝アナウンサー(32)らが担当する。

 「ニュース7」(後7・00)では、月曜から金曜を現在「ニュースウォッチ9」を担当する鈴木奈穂子アナウンサー(35)が高井正智アナウンサー(37)と、土日祝日版は、井上あさひアナウンサー(35)が井上裕貴アナウンサー(32)とそれぞれ担当する。井上あさひアナは「ニュースの行間をしっかり咀嚼(そしゃく)して伝えていきたい」と意気込み。その「ニュース7」を9年間担当していた武田真一アナウンサー(49)は「クローズアップ現代+」(月〜木後10・00)のキャスターに就任する。

 夜9時台の「ニュースウォッチ9」もガラリと変わる。現在、「ニュースチェック11」で司会を務める桑子真帆アナ(29)と有馬嘉男キャスター(51)がそのままスライドする。その「ニュースチェック11」は青井実アナウンサー(36)と報道局の長尾香里キャスターとなる。

続きを表示

この記事のフォト

2017年2月16日のニュース