田村芽実 夢かなった本田美奈子.さん役 早見優「笑い方が似ている」

[ 2017年2月16日 14:17 ]

早見優(左)から激励の花束を受け取り喜ぶ田村芽実
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 5月に上演される舞台「minako―太陽になった歌姫―」の製作発表会見が16日、都内で行われた。今年は、2005年に急性骨髄性白血病で亡くなった歌手本田美奈子.さんの十三回忌で、デビュー、アイドル、そしてアイドルからの脱皮と、その半生を描いた初の舞台作品。

 元アイドルグループ「アンジュルム」のメンバーで主演を務める田村芽実(18)は、これまでに3度墓参しているそうで、「物心ついた時から本田さんの大ファンで、“何かあったら私を選んで下さい”と天国の本田さんにいつもお祈りをしていました」。女優を目指して「アンジュルム」を卒業し、活動再開の場となるのが本作。「9カ月ぶりの公の場で緊張します」と話した。

 本田さんと親しかったタレントの早見優(50)が激励に駆けつけ、田村に花束を手渡し。「美奈子.ちゃんはアイドル仲間であり、“レ・ミゼラブル”でも共演したことがあります。私がうまく歌えなくて落ち込んでいる時に励ましてくれたことを思い出します」と昔を懐かしんだ。続けて、田村の印象について「キャッという笑い方や底抜けの明るさが美奈子.ちゃんに似ている」と評した。

 田村が「(これまでに)役作りのために2キロやせました。きゃしゃな方だったので、(本番に向け)少しずつやせていっています」と話すと、早見は「でも、美奈子.ちゃんはいっぱい食べていたよ。その分、いっぱい歌って稽古をしていた」と助言していた。

 一方、本田さんを発掘した芸能界の育ての親で舞台で総合監修を務める高杉敬二氏は「23年間の芸能生活で訴えたかったのは努力」と話した。

 公演は5月17〜21日に渋谷で上演。本田さんが当時着用していた衣装を展示するなどの回顧展も予定されている。

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2017年2月16日のニュース