大谷翔平 11戦7発、MLBトップ打率.322は「打つべくして」22号は「打った瞬間入ると思った」

[ 2024年6月22日 14:39 ]

インターリーグ   ドジャース2―3エンゼルス ( 2024年6月21日    ロサンゼルス )

試合後、取材に応じるドジャース・大谷(撮影・柳原 直之)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)は21日(日本時間22日)、本拠での古巣エンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席で2戦連発とするリーグ単独トップの今季22号先制2ランを放った。連続試合打点は自己最長を更新する6に伸ばした。第4打席でも二塁への内野安打を放ち、今季30度目のマルチ安打をマークした。しかし、チームはタイブレークに突入した延長10回に決勝点を奪われ、同じロサンゼルスに本拠を置くチーム同士の「フリーウエーシリーズ」初戦に敗れた。エンゼルスはドジャース戦の連敗を10で止めた。

 最近11戦7発の量産ぶりには「最近は打つべくして打てている。感覚的に4月、5月より全然いいんじゃないかと思います」とコメント。この日の22号先制2ランについては「今日も(手応えは)良かったです。打った瞬間入ると思った。先制点をしっかりいい形を取れたのは良かったと思います。(あの打席の待ち方は)いい時はそこまで大きく張らなくてもある程度カバーできる範囲が広いので、あまり何も考えずに自分のやることだけをやっておけばいい。4月、5月みたいに自分の思い通りの感覚が出ないときは工夫しなければいけないこともある。そういうところを使ってなるべく確率を上げていくことが大事だと思います」と話した。

 試合後、古巣との公式戦初対決を終えた大谷は「こちら側のホームだったので、そこまで気にすることはなかった。エンゼルスタジアムにいけばまた違うのかなと思います」と話した。前腕の張りを訴えて緊急降板した元同僚の左腕サンドバルについて「僕の打席は結構力んでいる印象だった。最終的に残念な結果になってしまった。ひどくないケガであることを願っているし、早く戻ってくることを祈っている」とコメント。好調の理由については「構えが安定してストライクゾーンを把握して甘い球をヒッティングできる状況になっている」と分析した。

 ドジャースタジアムが大熱狂に包まれたのは5回の第3打席だった。5回2死一塁で、カウント1―1から左腕ムーアの甘い速球を強振。打球速度113.1マイル(約182.0キロ)、27度の角度で上がった中堅への特大の一発は455フィート(約138.6メートル)の特大弾となった。飛距離は今季3番目の当たりだった。大谷は笑顔でダイヤモンドを一周すると、ベンチ内でナインに祝福を受けた。

 大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、2015年のスタットキャスト導入後、ドジャースタジアムで450フィート(約137.1メートル)以上の本塁打を複数回放った最初の選手になったと自身のXに投稿。大谷は既に今季3本打っていることも紹介した。

 特大の一発の後は足で魅せた。2―2の8回1死走者なしで迎えた第4打席。大谷は5番手右腕ガルシアに対し、1ボールからの2球目のスプリットを投手方向へはじき返すと、投手に当たって打球が二塁方向へ転がり、快足を飛ばして内野安打を勝ち取った。2死後に大谷は二盗を仕掛けたが、捕手オハピーの好送球で刺されて今季2度目の盗塁失敗となった。

 しかし、ドジャースは6回に1死満塁から押し出し死球と内野ゴロの間に失点して同点。延長10回は2死三塁からウォードに決勝の左前適時打を許して競り負けた。

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