日本ハム 最速153キロのキューバ人右腕を入団テスト 稲葉GMは合否について「ここから検討」

[ 2022年11月2日 18:19 ]

<日本ハム秋季練習>入団テストで実戦登板を披露するBCリーグ・石川のトラビエソ・ジュニア(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 日本ハムは2日、千葉県鎌ケ谷市内の球団施設で独立リーグの日本海オセアンリーグ・石川のキューバ人右腕・トラビエソ・ジュニア投手(20)の入団テストを行った。

 新庄監督や球団幹部が見守る中、高卒1年目の有薗、阪口を相手にライブBPで対戦。ともに5打席ずつの計10打席対戦し、安打性の当たりは2本、三振は1つで、最速は137キロだった。

 キューバリーグでは21年シーズンの新人賞を獲得し、22年シーズンはMVPを獲得して今夏独立リーグの日本海オセアンリーグ・石川入り。10月に台湾で開催された第4回WBSCU―23W杯ではキューバ代表としてもプレーした経歴を持つ。

 キューバでは最速153キロを記録したが、来日後の最速は142キロ。登板を終えて取材に応じたトラビエソ・ジュニアは「今日は台湾で6イニングを投げて以来、2週間ぶりのピッチング。調子はマックスではなかった。NPB入りを目標にプレーしている。ファイターズのユニホームの色が気に入ったので、来年ファイターズに入れるようにもっと頑張りたい」と話した。

 稲葉篤紀GMは「まだ20歳。(ポテンシャルも含めて)まだまだ荒削りなところもあると思う。ここからどうするかを含めて検討させていただきたい。(合否を出す)期限は決めていない」と説明した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月2日のニュース