「楽天にいないタイプ」東農大北海道オホーツク・伊藤茉央に指名あいさつ「周東選手と対戦したい」

[ 2022年11月2日 12:12 ]

指名あいさつを受けた伊藤(撮影・柳内 遼平)
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 楽天ドラフト4位、東農大北海道オホーツクの伊藤茉央投手(21)が2日、世田谷区内の同校で後関昌彦スカウト部長、益田大介スカウトから指名あいさつを受けた。

 福島出身の楽天ファンは相思相愛の指名に「少しずつ実感がわいてきた感じです。球団にはいないようなタイプなので1軍で投げられるように頑張れと言われました。打者に向かっていくような強い気持ちを持って投げるのが自分の投球スタイル。全面に出してアピールしたい。オホーツクの先輩である周東選手、ブランドン選手と対戦したいと思います。打たれないようにうまく打ち取りたいと思います」と笑みを浮かべた。

 1メートル76の変速サイド右腕は最速148キロの直球に加えてスライダーとシンカーをコーナーに投げ分ける。担当の益田スカウトは「インコースを突ける強気のピッチングができることが最大の魅力。マウンドに上がると人が変わる。楽天にはいないタイプの投手。自分のスタイルを貫いてほしい。(先発、救援の)どちらでもできる」と期待を寄せた。

 福島県喜多方市出身で何度も仙台まで楽天を応援に行ったという伊藤は印象に残っている試合として「2013年の日本一になった試合」を挙げ、憧れを抱く田中将大には「投げ方が違うので練習の取り組み、メンタルのコントロールの仕方を聞いてみたいと思います」と目を輝かせた。

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