王子の4番・吉岡が全国大会初アーチ 智弁学園で巨人・岡本和と同期「頑張ろうと思える存在」

[ 2022年11月2日 13:38 ]

社会人野球日本選手権   王子4ー1航空自衛隊千歳 ( 2022年11月2日    京セラドーム大阪 )

<社会人野球日本選手権 航空自衛千歳・王子>5回1死、王子・吉岡は右中間へ本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 王子の4番・吉岡郁哉が豪快なアーチを京セラドームで放った。1点リードで迎えた5回1死から力投のルーキー高島泰都を援護する右中間最深部への一発だった。「都市対抗も含めて、全国大会では初めての本塁打でした。大舞台でしっかり結果を残せたのが良かった」と笑顔を見せた。

 初回には右翼線への二塁打、3回の右前打に続く3安打の固め打ち。「4番が打つとチームが盛り上がるし、勝利にもつながる」と初球からの積極性、そして集中力を発揮した。

 智弁学園時代は巨人・岡本和と同期で、「3番・岡本和、4番・吉岡」で3年春夏の甲子園を経験した。今でも連絡を取り合い、年末には旧交を温める仲間だ。「巨人の4番を務めている姿は刺激になる。頑張ろうと思える存在」と目指す優勝報告に向け、打ち続けることを誓った。

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2022年11月2日のニュース