85年阪神日本一戦士・福間監督率いるカナフレックス、悔しいコールド負けに「これも経験」

[ 2022年11月2日 20:24 ]

社会人野球日本選手権1回戦   カナフレックス0―10日本通運 ( 2022年11月2日    京セラD )

<社会人野球日本選手権 日本通運・カナフレックス>カナフレックス先発・大西(撮影・平嶋 理子)
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 阪神の1985年の日本一に貢献したカナフレックスの福間納監督(71)は「会社や家族、滋賀の人たちにこれだけ応援していただいた。何とかいい試合にしたかったんだが」と日本通運戦での7回コールド負けに悔しさをのぞかせた。

 投手コーチを経て、今季から監督に就任。地区大会を勝ち抜き、2大会連続の出場を果たしたが「力はあるのに出し切れない。昨年はほぼ無観客だったので、盛り上がるスタンドも初めてで緊張していた。これも経験」と全国の壁を感じた。

 先発した兼任コーチの大西健太(28)も「先発に選んでいただいた監督の期待に応えたかったが」と2回途中での降板に無念の表情だった。

 「1年を振り返って、出来なかったことが多い。投手を含めて立て直すだけ」と83年に最優秀防御率のタイトルも獲得した名リリーバーは「今年は一緒にゴルフも出来なかった。でも頑張ってほしい。必ずやってくれるはず」と阪神に復帰した岡田監督にもエールを送った。

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2022年11月2日のニュース