WS第3戦は雨天中止　フィリーズ・トムソン監督は前向き、アストロズのベーカー監督は泰然自若

シートｆが掛けられたグラウンド(AP)
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　10月31日（日本時間1日）のワールドシリーズ（7回戦制）第3戦は悪天候で中止となり、1日（同2日午前9時3分開始）に延期された。フィリーズは、第4戦に先発予定だった左腕スアレスが登板し、第4戦はノラに託す。第3戦で先発予定だった右腕シンダーガードは第3、4戦で中継ぎ待機となり、いずれの試合でも登板がなければ第5戦の先発に回る。ロブ・トムソン監督は「いい条件での試合の方が公平だ」と雨天中止を歓迎し「第5戦の翌日は移動日。ブルペン陣は総動員できる」と見据えた。

　アストロズのダスティ・ベーカー監督は「これ（雨天中止）も野球の一部。天候はコントロールできない」と泰然自若の構えだ。第3戦はそのままスライドでマクラーズが先発し、第1戦で乱調だったエース右腕のバーランダーを中5日で第5戦に先発させることも明言。「（第4戦登板予定の）ハビエルの状態がとても良い。1日、余分に休むことがバーランダーにとってもプラスになる」と理由を説明した。（フィラデルフィア・奥田秀樹通信員）