広島・長野 巨人移籍に球団本部長「巨人でユニホームを脱ぐべきではないかと…」

[ 2022年11月2日 14:54 ]

広島の長野久義
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 広島は2日、長野久義外野手(37)が巨人にトレード移籍すると発表した。鈴木清明球団本部長がマツダスタジアムで取材に応じ、「彼は2度もドラフトを拒否し、巨人に入りたくて、巨人を貫いた選手。いつかユニホームを脱ぐことがあるとすれば、やっぱり巨人で脱ぐべきではないかと思っていた」と経緯を説明した。

 巨人とのトレードが成立しなかった場合は、来季も契約する方針だったことを明かした上で「身体的にも技術的にもまだ来年も働けるだろうと思うし、新井監督と同じように元々の環境に戻ることでよみがえるかもしれない。タイミング的には今年が一番いいのではないかということで、巨人にもそういう道がありますかと話し合ってきた」と言及した。

 ◇長野 久義(ちょうの・ひさよし)1984年(昭59)12月6日生まれ、佐賀県出身の37歳。筑陽学園から日大に進み、4年春秋に首位打者。06年の大学・社会人ドラフト4巡目で日本ハムに指名されて入団を拒否。Hondaに進み、ロッテに2位指名された08年ドラフトでも入団せず、09年ドラフト1位で巨人入りした。10年新人王、11年首位打者、12年最多安打。11~13年にベストナイン、ゴールデングラブ賞。19年に巨人にFA移籍した丸の人的補償として広島に移籍。通算1505試合で打率・281、157本塁打、590打点。1メートル80、85キロ。右投げ右打ち。

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