阪神・小幡 アピールの“安芸”や 正遊撃手本命・中野に負けない「肩を見せられたらなと」

[ 2022年11月2日 05:15 ]

阪神・小幡
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 阪神・小幡がアピールの秋を過ごして、遊撃レギュラー奪取を狙う。

 「二遊間は人は多いですけど、その中で一番アピールできるように。アピールポイントは肩なので、そこを見せられたらなと」

 今季は主に二塁で出場も、岡田監督の要望で10月31日まで参加していた、みやざきフェニックス・リーグでは遊撃に固定して起用された。指揮官の期待も高く、実戦で出た課題の克服が今キャンプでのテーマ。「セカンドとは違って、しっかり足を運ばないと一塁がセーフになる。一歩目、足さばきをテーマにやっていきたいです」と表情を引き締めた。

 レギュラー争いは正遊撃手を務めてきた中野が本命視される。とはいえフェニックス・リーグでサイクル安打を記録するなど急成長中の打撃も含め、一歩も引くつもりはない。今秋でライバルたちに差をつけるべく「守備が一番重視されていると思うので、ポジショニングであったり、捕り方。一番の基本はそこ。当たり前のことを当たり前にできるように意識して」と意欲。キャリアの分岐点となり得るキャンプが始まる。(遠藤 礼)

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2022年11月2日のニュース