航空自衛隊千歳 遠い「全国」1勝…福井監督「ここで勝つチームを作っていけるように」

[ 2022年11月2日 14:04 ]

社会人野球日本選手権   航空自衛隊千歳1ー4王子 ( 2022年11月2日    京セラドーム大阪 )

<社会人野球日本選手権 航空自衛千歳・王子>5回1死、王子・吉岡は右中間へ本塁打を浴びた航空自衛隊千歳・本木(撮影・平嶋 理子)
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 9大会ぶり2度目出場の航空自衛隊千歳(北海道)は、王子(東海・愛知)に1―4で破れ、初出場だった12年に続いて初戦敗退となった。

 打線は5回まで無安打と王子の先発右腕・高島泰都投手の攻略に苦しんだ。それでも3点劣勢の6回1死一塁から9番・浜田恵多内野手が右前打でチーム初安打を記録。なおも1死一、三塁から今野克則外野手が「(走者を)還そうと食らいついただけでした」と犠飛を放ち、2大大会初得点を挙げた。

 4点劣勢の9回は2連打などで1死一、三塁と得点機を作ったが、後続が遊ゴロ併殺打で加点できず。先発・本木敬基投手は毎回走者を背負いながら5回7安打2失点と粘ったが、初勝利には届かなかった。

 福井一気監督兼内野手は「正直なところここに来ることがチームの目標でずっとやってきました。今回のこの試合で、ここに来ることが目標のチームと、ここで勝つことを目的にやっているチームの差が出たなというところを感じた」と振り返り、「また10年空けるのではなく、コンスタントにここに来て、今度はここで勝つチームを作っていけるように」と先を見据えた。

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2022年11月2日のニュース