7連敗中のオリックスにまた試練 吉田正コロナ離脱 安達、大下も 来田らが1軍合流

[ 2022年5月10日 05:30 ]

8日の楽天戦でヒットを放った吉田正
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 オリックスは9日、吉田正尚外野手(28)、安達了一内野手(34)、大下誠一郎内野手(24)、スタッフ1人が8日実施した新型コロナウイルスのスクリーニングPCR検査で陽性判定を受けたと発表した。吉田正と大下は無症状、安達とスタッフは発熱の症状がありいずれも隔離療養している。今後は管轄保健所の指示に従い早期回復を目指す。

 7連敗中のチームに試練だ。吉田正は今季全36試合に出場し、打率.325、4本塁打、25打点。深刻な打撃不振にあえぐチームで孤軍奮闘してきた。かねて「うがい手洗い、食事もそうですし睡眠も。免疫が高ければ確率は低いと思うので」と体調管理に努めてきたが、戦力ダウンは必至となった。

 チームはこの日、10日からの日本ハム2連戦(札幌ドーム)に向けて札幌入り。3選手の離脱を受けて、来田らが合流した。中嶋監督が就任直後から掲げるのは「全員が戦力」、「全員で勝つ」。いまこそ、中嶋オリックスの真価が試される。(湯澤 涼)

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2022年5月10日のニュース