日本ハム 攻守にチグハグ2連敗…7連敗中オリックスに“白星献上”今季ワースト借金14

[ 2022年5月10日 21:45 ]

パ・リーグ   日本ハム2―4オリックス ( 2022年5月10日    札幌D )

<日・オ>4回1死二、三塁、アルカンタラの一ゴロで飛び出したり戻ったりした三走万波は結局三本間に挟まれタッチアウト(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムは本拠(札幌D)でオリックスに2―4と敗れ2連敗。7連敗中だった相手に白星を献上し、借金も今季ワーストの14。先発の加藤貴之投手は、5回6安打3失点で3敗目(2勝)。打線も野村佑希内野手の3号2ランによる2得点のみと振るわなかった。

 先発の加藤は初回、1死二塁から中川圭に左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴び失点。なおも2死一、三塁となって“重盗”を狙われたプレーで三塁走者の中川圭にホームスチールを許し失点。さらに二塁手の石井が挟殺プレーで一塁走者の宗の背中に送球を当ててしまい1死もとれないという結果に終わった。

 加藤は3回、大城に1号ソロを浴び3点目を失うなどリードを許したまま5回で降板。打者22人に対し107球を投じ、被安打6、奪三振5、3失点(自責点3)という内容に終わった。

 打線は4回、野村が1死一塁から3号2ラン。相手先発・山岡の投じた2球目、甘く入ったカットボールを見逃さず豪快な一打で左翼スタンドまで運んだ。さらに万波、石井と連打で続き、1死二、三塁とし“押せ押せムード”となるもアルカンタラの一ゴロからダブルプレーを喫し同点ならず。アルカンタラの打球を見た三塁走者の万波はあわてて三塁へと帰塁したが、二塁走者の石井が三塁ベース手前まで飛び出してしまい、その流れから万波も飛び出すしかなくなりあえなくタッチアウト。“中途半端なプレー”により好機を逸し、そのまま敗れた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月10日のニュース