日本ハム・石川直が956日ぶり本拠地登板「久しぶりだったので気持ち良かった」

[ 2022年5月10日 23:27 ]

パ・リーグ   日本ハム2―4オリックス ( 2022年5月10日    札幌D )

<日・オ>8回、4番手で登板した石川直(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 20年8月に右肘内側側副じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた日本ハムの石川直也投手(25)が10日、19年9月27日のオリックス戦(札幌ドーム)以来、956日ぶりに本拠地登板を果たした。

 1軍復帰を果たした8日の西武戦に続き、中1日で8回から4番手で登板。1死から四球とバント安打で一、二塁のピンチを背負うも、後続を冷静に抑えて無失点で切り抜けた。この日の最速は148キロながら、直球は力があり「ランナーは出しましたけど、落ち着いて投げられました。(札幌ドームは)かなり久しぶりだったので、気持ち良かった」と振り返った。

 今年2月のキャンプでは、2軍(国頭)を視察に訪れた元阪神の藤川球児氏(41=評論家)から自らあいさつ。藤川氏自身も現役時代にトミー・ジョン手術からの復帰を果たしており、石川直から積極的に助言を求める姿があった。「完全に感覚が戻るまでは2、3年かかる。焦らずに」と声を掛けられた石川直も「経験した人の意見を聞けるのはなかなかない」と、今できることを積み上げてきた。

 守護神への返り咲きへ「もちろん、ここから抑えてそういうポジションを取っていきたい。どんどんアピールしていければ」と力を込めた。

続きを表示

2022年5月10日のニュース