巨人・山崎伊いきなり3失点でプロ初黒星 桑田コーチは「初回は何年やっても難しいんです」

[ 2022年5月10日 21:25 ]

セ・リーグ   巨人1―3DeNA ( 2022年5月10日    新潟 )

<D・巨>初回、先制点を許す山崎伊 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の山崎伊織投手(23)が10日、DeNA戦に先発し6回6安打3失点でプロ初黒星を喫した。初回にいきなり3失点し、その後は立ち直ったが打線の援護がなかった。チームは今季ワーストの5連敗となった。

 試合後、桑田真澄投手チーフコーチ(54)は山崎伊の投球に「先発は常々言っていますが6回3失点でナイスピッチングになる。そこを目指しなさいと言っているのでね。(山崎)伊織もルーキーみたいなもんなんでね。ただ、ジャイアンツの先発としてマウンドに上がっている以上、プラスアルファのチーム状況がある。今、チームが苦しい状況にあるので、先に失点しない、点をあげないという、そういう気持ちも、もう少し強く持ってもらいたかったなと。ただ、あの、あの後に6回まで投げ切ったのは非常に素晴らしいと感じます」とコメントした。

 初回の3失点には「初回は何年やっても難しいんです。ただ、チーム状況を考えると先に点をあげないという気持ちも、もう少し強く持ちながら。また、ブルペンの球数も少ないタイプなので、その辺も僕自身も自分で反省してるんですけどね。もうちょっと立ち上がりを良くするために球数をもう少し投げさせるべきじゃないかなというのがここ何試合かあったので、その辺も反省ですね」と語った。

 この日は4月28日以来の登板となったが、次回登板については「また来週登板する予定です。はい」と明かした。

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